FXは自分の小遣いでトレードしています。
月単位で損益がプラスになることを目標にしています。
現時点での11月の成績と反省、来週の戦略を考えます。
これほど日曜日のFXトレード成績の記事を書くのが憂鬱なのは初めてですね。
しっかり向き合いたいと思います。
※チャートはすべてTradingviewを使用しています。
主要3通貨のファンダメンタルズ分析
主要3通貨(ドル、円、ユーロ)をとりまく現状をまとめ、大まかな戦略を考えます。
ドル高要因
ドル安要因
- 12月の利上げ幅を0.5%に縮小の議論開始か(10/23)
- アメリカが10月22日NYタイムでの為替介入を許容?(10/23)
- G7で先進各国はドル独歩高に強い不満(10/23)
- 中国のドル売り介入準備
- インフレピークアウト(11/13)
ユーロ・欧州通貨高要因
- ウクライナ情勢の改善
- リスクオン
- イギリスの減税政策での金融不安解消(10/23)
- エネルギー危機が好転、ガスが供給過剰(10/30)
ユーロ・欧州通貨安要因
- ウクライナ情勢の悪化、西側とロシアの対立
- エネルギー問題(ノルドストリームの破壊)
イギリスの低温予報(11/6) - 経常収支の悪化(ユーロ圏の低成長)
- イタリアの右派政権誕生
基軸通貨でなんだかんだ強いアメリカ経済。アメリカはエネルギーの心配もありません。
しかし、10/22のウォールストリートジャーナルのニックさんのリーク記事、雇用統計後からドル売りが強くなりました。
また11/10のCPIの結果がインフレピークアウトの示唆していたことで、強烈なドル売りになっています。
単純に押し目でドル買いしておけばいいと思うのは危険です。
→円買い、ユーロ買い、ドル売りの巻き戻しが発生中
ドル円の現状と戦略
下記は週足でみたドル円の現状です。
今週は大陰線になりました。強烈な下げです。
これで4週連続の陰線です。
RSIが一気に50%以下になりましたね。
ちなみに週間で下落率は5.39%です。
5%以上の下落率は2008年の10月以来ですよ。凄い・・・
ドル円日足チャート
※表示させているのは、20EMA、40EMA、100EMA、200EMA、一目均衡表の雲、マンスリーピボット
ドル円日足チャートで見ていきます。
ドル円は今年3月から強い上昇トレンドが発生しています。
10/7の雇用統計の結果が堅調、10/13のCPIが堅調でさらにドル高円安が進みました。
10/12には介入前の高値を上抜けし、その勢いのまま10/14には1998年8月の高値147.66円を日足の終値で完全に上抜けしました。
10/20には150円を突破し、10/22には151.946円まで付けましたが、その後為替介入で一時146.197円まで下落しました。
10/22のWSJの12月の利上げ幅を0.5%に縮小の議論開始でドルが売られましたが、10/28の日本のハト派姿勢継続で円安に振れました。
11/4の雇用統計はまちまちの結果でしたが、強いドル売りが生じました。
11/10のCPIが下振れしたことで、利上げペースを落とすと予想されリスクオンに。全面的にドルが売られました。
上昇チャネルを実体で下抜けしてます。100EMAでも止められなかったです。
後は一目均衡表の雲の下限がありますが・・・
→長期がついに上昇トレンドが崩れ、チャネルを割った。押し目買いするにも怖すぎる・・・
こんな大陰線見たことない
ドル円4時間足チャート
※表示させているのはボリンジャーバンド(±3σ)、100EMA、200EMA、パラボリック、マンスリーピボット、オシレーターは上からRCI、DMI
4時間足で各テクニカル指標を見ていきます。
パラボリックは売り継続。
ボリンジャーバンドはミドルラインは下降。売り優勢。ボリンジャーバンドの幅がかなり広がっています。さすがに一旦戻しそう。
RCIはすべて下に張り付いており、大底。
DMIは強い下降トレンドが発生中です。
200EMAは下向き。売り優勢。
まとめると、4時間足は売りが優勢。
最低でも145.000円を守ってほしいと言っていましたが、守れませんでした。
月間ピボットS2も下抜けてます。
全然反発しないじゃん
やっちまったな!
ユーロドルの現状と戦略
ユーロドル日足チャート
※表示させているのは、20EMA、40EMA、100EMA、200EMA、一目均衡表の雲、マンスリーピボット
ユーロドルの日足チャートから見ていきます。
ユーロドルは長期的な下降トレンドで、去年の5月から下げ続けています。
9/22のFOMC後と、トラス政権の減税政策でのポンド安につられて、一層のドル高ユーロ安になりましたが、その後持ち直して上昇していました。
10/7の雇用統計も10/13のCPIもドル高の結果でしたが、欧州情勢でなかなか難しい動きです。
10/22にはWSJの12月の利上げ幅を0.5%に縮小の議論開始でドルが売られました。
11/4の雇用統計はまちまちの結果でしたが、強いドル売りが生じました。
11/10のCPIが下振れしたことで、利上げペースを落とすと予想されリスクオンに。全面的にドルが売られました。
→長期の下降トレンドが崩れてきた。200EMAを果たして上抜けするのか・・・
あああああ
そろそろ上昇チャネル引いたほうがいいんじゃない・・・?
ユーロドル4時間足チャート
※表示させているのはボリンジャーバンド(±3σ)、100EMA、200EMA、パラボリック、マンスリーピボット、オシレーターは上からRCI、DMI
4時間足で各テクニカル指標を見ていきます。
パラボリックは買い継続。
ボリンジャーバンドは、ミドルラインは上向き、強い買い継続中。
RCIは3本とも上に張り付き、天井示唆。
DMIは強い上昇トレンドが発生中。なんかまだ上のいけそう。
価格は200EMAの上。買い優勢。
まとめると買い優勢。
あああああ
11月の現時点での成績
今週はトレードなし。
現在のポジションが決済できるまで、新規取引はありません。
まとめと反省|最大のピンチ
いや~・・・。大した反発もせずにドル売りが続いていますね。
まだCPI発表から2日ですからねぇ。
損切りするにしても、少しは戻してほしい。
と思いながら損切できなさそう。
持ち続け意味があるのか、切るなら昔のトルコ円などポジションを切って、スワップポイントが多く貰えるドルストレートを残したほうがいいのか・・・
と悶々と考える日々です。
完全に長期足がトレンド転換したら、耐えれるのだろうか・・・
さすがにかなりのストップと、ハイレバのポジションが狩られたと思うんですが。
パウエルさん、ちょっとけん制してもらっていいですか?
もう祈ることしかできないのよー( ;∀;)
それにしてもリバウンドしてよぉ
- チャートを見返して自分のトレードを復習すること
- 通貨を絞る(ドル円>ユーロドル>ユーロ円)
- ドル円、ユーロ円は5万通貨、ユーロドルは3万通貨とする
- 週末・月末には注意する
- 21時半前、22時半前など直前に仕掛けない
- ロンドンフィックス前(夏:23時~24時、冬:24時~25時)は仕掛けない
- 指標トレードで決済後の深い追い禁止。多くても2回まで。
- ポジポジ病が発症しないように気をつける
- 雇用統計など大きな指標前、様子見ムードのときにトレードしない
→相場に合わせて自分も休む
→やるなら指標の結果を確認してから。十分利益は出せる - 動いてない(出来高が少ない)時間帯にやっても利益は取れない
→ATRでトレンド出そうか確認する
→指標後かNY時間に集中する - 買ってすぐ含み益になるようなところで仕掛ける
▼デイトレード成績と考察
▼為替
円安・円高とは?メリットとデメリットまとめ|円資産だけは危険
ついにレートチェック!本当に為替介入をするのか?|ドル円145円の壁【円安】
金融緩和の継続を確認した後の円買い単独介入の大ショック!|1998年の為替介入を振り返る
▼スワップポイント
▼DMM FX証券口座キャンペーン中
スプレッドが開かないのでデイトレにもお勧めです