30代DINKs夫婦のアーリーリタイア計画を公開します
アーリーリタイアを目指すきっかけ
「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」
FIRE(Financial Independence, Retire Early)、2020年頃から流行った言葉です。
目指そうとは少しも思っていなかったのですが、数か月前、メルカリのポイント消費のため、後学のためどんなものなのかと「FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド」を買ってみました。
そしてこんな考え方があるのかと、かなりの衝撃を受けました。
何故なら定年まで働き続けるのが普通だと思っていたから。
著者の生き方が非常に面白いと思いました。
FIRE本はまだ2冊しか読んだことないのですが、今のところ一番面白いです(笑)
アーリーリタイアのメリットとは
経済的自立をすることで、好きな仕事ややりたいことができるというのは素晴らしいと思います。
経済的自立ができれば、例えば食べていけるか分からない音楽活動や小説家などを目指すこともできますからね。
好きな仕事や活動ができるのです。
ただ仕事を辞めたいのが目的で、リタイア後に何をするかあまり想像できない場合は後悔する可能性もあるのかもしれません。
でも「いつでも辞めれらる」経済状態であることは、精神的に凄く楽ですよね。
アーリーリタイアかセミリタイアか
私はFIRE達成した後に、働くかどうかは自由だと思っています。
経済的な縛りがなければ、やりたいことができる。
働き続けるかどうかは置いといて、やはりまず目指したいのはFinancial Independence、経済的自立です。
ということで、「FIRE 最強の早期リタイア術」の4パーセントルールを参考に、自分のFIRE計画について考えてみました。
DINKs夫婦のアーリーリタイア計画
1年の生活費はいくらか
まず、FIRE後の月間支出を予想してみます。
2021年1月から9月の家計簿からの平均から、FIRE後の生活の予想をして考えてみました。
このまま賃貸なのか?という問題がありますが…介護、実家、相続、自分の健康、年金など不確定要素がありすぎるので、その辺は無視して計算してみます。
項目 | 金額 |
---|---|
家賃 | ¥63,000 |
食費 | ¥48,000 |
日用品 | ¥4,000 |
水道・光熱費 | ¥12,000 |
インターネット・電話 | ¥5,500 |
医療費 | ¥5,000 |
被服・美容院 | ¥2,200 |
交通費 | ¥5,000 |
ゆとり費(交際費、娯楽など) | ¥20,000 |
国民年金保険料 | ¥16,610 |
国民健康保険料 | ¥2,083 |
所得税・住民税 | ¥0 |
月支出183,393円ほどでした。
ゆとり費月2万も使うかな?とは思うのですが…
年に1回は旅行するだろうと考えるとこんなものかな?
※ちなみに現在の家計簿平均は月18万円以内ですので、ほとんど変わりませんね。
ということで、年間の支出は、183,393円×12か月=2,200,716円、キリよく220万円と仮定します。
4パーセントルールからの必要な資産額を出してみる
1年間の生活費が投資ポートフォリオの4%と等しい金額であれば、リタイアしても95%の確率で30年以上に老後資金が底をつかないという法則
=必要な金額は、年間の生活費に25をかけると計算できる
FIRE可能金額=年間の生活費×25
単純に資産5500万円になればFIRE可能だということが分かりました。
220万円×25=5500万円
私の場合、現在の資産が3200万円なので、2300万円不足しています。
5500万円ー3200万円=2300万円
40代でアーリーリタイアが可能か
さて、資産5500万を達成するのに何年かかるか考えてみます。
4パーセントで運用できるか不明なので、下記を前提とします。
- 貯蓄は利回り0%、現金のみで計算
- インフレ率0%と仮定
- 65歳から年金を年間100万円貰うとする(現在の「これまでの加入実績に応じた年金額」より)
初っ端から4パーセント運用の前提を無視していくスタイル!
だって何パーで運用できるか分からないんだもの。というか今のポートフォリオの利回りの計算方法が分からないのよ!(汗)ととりあえず目標を出したいの~
年間の貯蓄額は310万円なので、この本の理屈的には後7年程度でFIRE達成です。
2300万円÷310万円=7.4年
現在38歳ですので、45歳でFIRE達成できるようです。
資産は何歳までもつ?
年金受給を65歳とすると、年金受給まで20年あります。
私たち夫婦の「これまでの加入実績に応じた年金額」は年間100万円です。
これからも働き続けるので、年金額はこの数字より増えると思いますが、制度的に記載されている数値より少なくなる可能性もあるので、単純に年間100万円貰えると仮定します。
65歳からは、220万円ー100万円=120万円自分の資産から捻出できればいいというわけです。
年金受給開始後、残っている資産は1100万円。
5500万円ー(220万×20年)=1100万円
1100万円は年間生活費120万円だと9年ほどで使い切ってしまいます。
ということで、資金の尽きる年齢は75歳となります。
65歳+(1100万円÷120万円)=75歳
4%で運用が前提のルールなので、0%で計算して資金が尽きるのは仕方ないですね(笑)
でも意外と持つんだなぁという感じです。
アーリーリタイア達成金額のシミュレーション
目標金額を余裕をもって考えてみる
4%で運用できるか、あまり自信がないので、もっと余裕を持たせてたパターンで考えたいと思います。
単純にFIREの目標金額を増やして考えてみます。
A. 5.5千万円 標準FIRE(年間支出×25) |
B. 7千万 余裕のもてるFIRE |
C. 8.5千万円 安心安全FIRE |
D.1億 ただの定年に近い |
|
---|---|---|---|---|
現在の手取り収入 | 5,300,000 | 5,300,000 | 5,300,000 | 5,300,000 |
年間支出 | 2,200,000 | 2,200,000 | 2,200,000 | 2,200,000 |
年間貯蓄額(現金のみ) | 3,100,000 | 3,100,000 | 3,100,000 | 3,100,000 |
現在の貯蓄額 | 32,000,000 | 32,000,000 | 32,000,000 | 32,000,000 |
FIRE金額 | 55,000,000 | 70,000,000 | 85,000,000 | 100,000,000 |
不足額 | 23,000,000 | 38,000,000 | 53,000,000 | 68,000,000 |
FIREまでの年数 | 7年 | 12年 | 17年 | 22年 |
FIRE年齢 | 45歳 | 50歳 | 55歳 | 60歳 |
年金受給(65歳)まで | 20年 | 15年 | 10年 | 5年 |
年金受給開始後残っている資産 | 11,922,581 | 37,567,742 | 63,212,903 | 88,858,065 |
資金の尽きる年齢 | 75歳 | 96歳 | 118歳 | 139歳 |
先ほどの計算してみたFIRE金額が一番目の列「A.標準FIRE」です。
「B.7000万円」~「C.8500万円」が現実的かなと思います。50代で早期リタイアというのはなかなか理想に近いです。
Dの1億だと、FIRE年齢が60歳になります。60歳を定年とする企業は約80%なので、最早アーリーリタイアとは呼べませんね(笑)
60歳で1億貯めてどうするの?となってしまいます。
まとめ
とりあえずの目標ができたので、毎年資産がいくらになったか確認して、FIRE年齢を調整していきたいと思います。
資産形成の楽しみが増えました。
まずは5500万円を目標に頑張りたいです!
5500万円到達に果たして何年かかるでしょうか?
実際は投資に回すお金があるので、7年より早くなるんじゃないかと期待してます。
標準FIREなら7年?!案外すぐ達成できそうだな(期待)
穴ありまくりな計画は多めにみてね♪