今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
米国 実質GDP
※数値は、前回、予想、結果の順
第2四半期 実質GDP[前期比年率] -0.6% -0.6% -0.6%
第2四半期(4~6月)のGDP速報値は、改定値と変わらず前期比0.6%マイナス。
2四半期連続のマイナス成長です
GDP(国内総生産)とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。
四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。
多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。
米国 PCEデフレータ(個人消費支出)
※数値は、前回、予想、結果の順
- 個人所得[前月比] 0.2% 0.4% 0.3%
- 個人支出[前月比] 0.1% 0.2% 0.4%
- 卸売在庫[前月比] 1.9% 1.4% 0.8%
- PCEデフレータ[前年比] 6.3% 6.0% 6.2%
- PCEコアデフレータ[前月比] 0.1% 0.4% 0.6%
- PCEコアデフレータ[前年比] 4.6% 4.8% 4.9%
- 個人支出は市場予想を上回る
- FRBがインフレ指標として注目しているPCEコアデフレーターも前回・市場予想を上回る
家計の堅調な支出が続いています。
ドル買い要因だと思いますが、ドル安に振れました。
同時間にプーチンの演説があり、為替の主役はポンドだったせいかもしれません。
PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。
PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。
今週の出来事
ノルドストリームがガス漏れ
- 9月27日~29日 パイプラインノルドストリーム1と2で4か所でガス漏れ
環境への影響はあまりない(天然ガスの主成分のメタンは10年ほどで消滅するらしい)らしいですが、環境破壊はやめて欲しいです。
もったいない!誰が得するんだ?
英中銀が無期限国債購入へ
- 9月28日 英中銀、長期の英国債を購入へ-市場沈静化に必要なだけ行う(YAHOO!ニュース)
英国債利回りは低下しています。
無期限国債購入!?どっかできいた話だな
イギリスが日本化してる!
プーチン大統領がウクライナ4州の「併合条約」に署名
なめとんか
来週の注目指標
- 10/3(月)米製造業PMI、ISM製造業景気指数
- 10/4(火)豪中銀政策金利
- 10/5(水)NZ中銀政策金利、ADP雇用統計、貿易収支、サービス業PMI、ISM非製造業景気指数
- 10/7(金)雇用統計
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
今週は窓を開けての大幅下落。日経225はついに26000円を割ってしまいました。
上昇チャネルの下限で止まりました。
以前の下降チャネルの上限でもあります。面白い位置で止まりましたね。
以前の下降チャネルをサポートとして、上に戻せるか(上昇チャネル継続か)、注目です。
今週は久々にスポット購入ルール1が点灯です。前回点灯と同じくらいの値段ですが…1か月分だけ買います。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: -2.91% (RSI:31.63%)
【NDX】ナスダック100指数: -3.01% (RSI:32.48%)
今週は3指数とも大陰線。
S&P500はついに前回の安値を更新しました。200週移動平均線で止まっています。
高値からの下落率は-25.5%です。
ということで私のスポット購入ルール2が点灯。
ナスダック100も更新したものの、ぎりぎり高値からの下落率-35%になりませんでしたね。
これで3指数ともに安値更新です
先進国の株価指数
【DAX】ドイツDAX指数: -1.38%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.36%
★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -2.14% (RSI:31.51)
今週は全指数下落してます。
ドイツ、フランスは終値ベースで前回の安値を更新。
イギリスはポンドの下落も激しいです。
TOKは直近の安値を更新し、25.81%の下落で、スポット購入ルール2が点灯しましたので、買い増しします。
新興国の株価指数
ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。
今週も安値更新し続けています。
インドSENSEXも陰線ですが、下髭は長い。
VWOは前回高値からの騰落率を更新しましたが、まだ35%には達していません。
ハンセンの下げっぷりが凄い
その他指数の動向
VIX指数など
VIX(恐怖指数)は31.61。VIXがついに30を超えました。
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は123.59。今週は少し上昇。
SKEW指数は140を超えたら注意。
CNNの「Fear & Greed index」は「EXTREME FEAR」で先週の24から15になりました。
Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。
今週は荒れたからなぁ・・・結構恐怖感ありますね
米国債券利回り
現在10年債利回りは3.833%です。9週連続上昇してます。
コモディティ(商品)
WTI原油は今週は陽線ですが、十字線。下落継続中。仮想通貨
ビットコインは6/13の週から上昇傾向でしたが、8/15の週から下落しています。
今週はいまのところ陽線ですが…
仮想通貨はリスクオンじゃないと輝けない
まとめ|イギリス発の○○ショックにならないことを願う
ロシアは相変わらずですが、核をちらつかせた発言が増えてきたことが気になります。
この人に理性が残っているのか不安です。気違いに刃物ですね。
そしてイギリスも引き続き、ポンドのボラティリティが酷いです。
イギリスのおかげ?で米国の国債利回りも落ち着いてきたかな・・・?
イギリスの記事は後日書きます。
今年は本当に荒れますね。
ついていけるように勉強しながら相場を眺めています。